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2025/11/14 21:26

顎で「掴む」でも、尾で「進む」でもない。
ただ、運を受け取り、肥やし、また流す。
そのために設計されたのが、「MASTERPIECE(マスターピース)」である。
クロコダイルの腹は、静かに力を蓄える中心の部位。
そこに、馬が運を呼び込み、流し込み、再び送り出す。
それは、Kaijiendoが定義する「幸運の循環構造であり最高傑作」である。

腹─肥やす力

クロコダイルの腹は、最も柔らかく、最も秩序ある部位。
均整の取れた竹腑の連なりは、長きにわたり財を育む象徴とされてきた。
MASTERPIECEでは、この腹部中心を裁断し、豊穣を宿す構造へと昇華させている。
腹とは、運を受け止め、蓄え、肥やす場所。
外界からの力を一度吸収し、自らの内で熟成させる。
そこに宿るのは、溜めるのではなく“育てるための静けさ”である。

馬─巡らせる力

馬は古来より幸運を運ぶ存在。
それは外から運を呼び込み、腹へと流し込み、また満ちた力を外界へ返す導管である。
馬は掴まず、争わず、ただ運を巡らせる。
流れを滞らせず、呼吸のように往還させる。
その往来がある限り、腹は静かに息づき続ける。

MASTERPIECEという選択

MASTERPIECEを所有するということは、運を手にすることではなく、運と呼吸を共にするという選択である。
馬が運び、腹が肥やし、再び流す。
その循環の中で、力は形を変えながら生き続ける。
Kaijiendoが描くこの構造は、力を閉じ込めず、ただ静かにめぐり続ける「幸運の循環」。
それは、時間とともに呼吸する器であり、あなた自身の流れを映す構造である。





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