2025/07/28 04:11

顎・腹・尾、それぞれの意味
古くから、ワニ革で作られた財布には「運を引き寄せる力がある」と言い伝えられてきました。
これは単なる迷信ではなく、ワニという生き物の持つ「象徴的な力」を素材に重ね合わせた文化的な解釈でもあります。
KAIJI ENDOでは、その背景にあるストーリーを大切にしながら、裁断する部位ごとに意味を持たせ、製品名にも「JAW」「TAIL」「CLASSIC」「ORIGINAL」と名付けてシリーズ化しています。
今回は、そんなワニ革に宿る“運”について、少しお話ししてみたいと思います。
顎 ── 掴んだ運を離さない
ワニの顎は、非常に強靭で、一度噛みついたものを絶対に離さないと言われています。
そのため、「一度掴んだ運を離さない」象徴として古くから縁起物とされてきました。
当ブランドでも、顎の革を用いた製品には“JAW”の名を冠し、そのワイルドで力強い存在感を大切にしています。
顎の部位は、個性が強く、腹部とは異なる魅力を持っています。
KAIJI ENDOでは、そんな個性があってマニアックな顎部位にオリジナルカットを施し、腹や尻尾とは違った迫力ある腑模様の見せ方をしています。
KAIJI ENDOでは、そんな個性があってマニアックな顎部位にオリジナルカットを施し、腹や尻尾とは違った迫力ある腑模様の見せ方をしています。
腹 ── 金運の象徴、財を育む基盤
ワニ革の中でも最も上質とされるのが「腹」の部分です。
しなやかさと耐久性を兼ね備えたその質感は、まさに「金運の象徴・財を育む基盤」とされてきました。
美しい竹腑模様が均整よく並ぶこの部位は、高級素材として評価が非常に高く、エイジングによってより深みを増していきます。
KAIJI ENDOでは、この腹部を使用した製品を“MASTERPIECE”シリーズと位置づけ、クラシックカットまたはオリジナルカットでその美しさを最大限に引き出しています。
尻尾 ── 運命を切り開く推進力
ワニの尻尾は、水中での移動を支える重要な器官です。
その推進力から「運命を切り開く力の象徴」とされ、縁起物として扱われるようになりました。
KAIJI ENDOでは、この尻尾部分を使った製品に“TAIL”の名を与え、エネルギッシュで荒々しさを感じさせる革の表情をそのままデザインに活かしています。
「意味を持つ革」としての選択

財布を持つという行為は、日々の暮らしにおけるお金との接点を作ることでもあります。
ただの道具としてではなく、「自分の運や意思を託す存在」として選ぶなら、素材に込められた意味にも目を向けてみてください。
KAIJI ENDOでは、それぞれの部位に込められた意味を明示しながら、持つ人に合った「縁起のかたち」を提案しています。
「あなたは、どの運を財布に託しますか?」
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